校長の東です。
先日、こんな内容をXにポストしました。
「原曲キーで歌う」ことにこだわりがある人が多いですが…
自分の声が一番活きるキーで歌う方が、実力が発揮されます。
原曲のキーで歌えることが、実力があるわけじゃないです。
あと、実力が発揮されるということは、ある意味で丸裸です。
その方が、色々と「やりがい」があると思います。— ボイストレーナー🎤東 幸太朗(アズマ コウタロウ) (@kotaro_utauma) June 7, 2026
今回も多くの反応をいただいたので、もう少し掘り下げてコラムにしてみます。
■「原曲キーで歌いたい」気持ちは、わかります
原曲キーにこだわる気持ちは、よく分かります。
特に、原曲が高い曲を原曲キーで歌えたとき、ちょっとした達成感がありますよね。
高い声が出ることは、実力の一部であることに違いはないし、自由度が広がる感覚があります。
ちょっとした自慢にもなる。
だから「高い声を聞かせたい」「高音をアピールしたい」という目的で、原曲キーにこだわるなら、それは全然アリです。
それ自体を否定するつもりは全くありません。
高い声が出せるようになりたい方は非常に多いですし、そのための指導やサポートも全力でします。

■でも、それが「実力」かというと、話は別
ただ、「原曲キーで歌えること=実力がある」かというと、それは少し違います。
原曲キーで歌うことに必死になるあまり、声がカツカツになってしまっていたり、余裕がなくなって表現が削られてしまっていたり。
そういう歌唱は非常に多いです。
本来、歌唱の実力というのは個性・表現力・技術が歌にしっかりと乗っているかどうか、だと思っています。
■自分の声が一番活きるキーで歌う
自分の声が最も活きるキーで歌ったとき、声に余裕が生まれます。
余裕があるから、表情がつけられる。
ダイナミクスが生まれる。
音楽にノれる。
自分の個性、表現力、技術力を、しっかり歌唱に活かすことができる状態になる。
それこそが、本当の意味で「実力が発揮されている」状態です。
そしてその分、誤魔化しが効かなくなる。
ある意味で、丸裸です。
でも、それでいい。
むしろその方が「やりがい」があるのではないでしょうか。

■歌を通して、何かを表現したいなら
本来、表現としての歌唱に、高音発声だけに価値があるわけではありません。
本当の実力、技術、センスで表現すること。
それも歌の醍醐味です。
歌を通して何かを表現したい方、カラオケレベルから一歩抜け出したい方には、特にお勧めしたい考え方です。
まずは、キーを少し下げてみてください。
声に余裕が生まれたとき、「あ、こんなに歌いやすかったんだ」と感じられるはずです。
高い声を出せるようになりたい気持ちも、原曲キーで歌いたい気持ちも、どちらも大切にしながら。
ただ、自分の声が一番活きるキーで歌うことも、ぜひ意識してみてください。
【Instagramで最新情報を更新中!】
スクールアカウント▶ nanairo_music
校長:東 幸太朗▶ kotaro_utauma_tv
★KeepSinging★
LINEから予約OK