こんにちは、校長の東です!
10月下旬、東京で開催されたボイストレーニングのワークショップに参加してきました。
講師は、世界的に活躍されているグレッグ・エンリケ先生。
実は5〜6年前にも来日された際に参加したことがあり、そのときも非常に学びの多い時間でした。
今回驚いたのは、参加者の約8割がボイストレーナーだったこと。
以前はシンガー中心だった印象があるので、ここ数年でトレーナーの意識や学びへの姿勢が大きく変化しているのだと感じました。
業界全体のレベルアップを肌で感じる、そんな場でもありました。

■実践的で濃密なレッスン内容
ワークショップでは、男性2名・女性2名の受講者に対して、グレッグ先生が公開レッスンを行い、それを参加者全員で見学する&解説と質疑応答があるスタイル。
レッスン中には丁寧な解説が入り、「今、何が起きているのか」「何を意図しているのか」が非常にわかりやすく伝えられました。
とはいえ、私自身が講師という立場だからこそ理解しやすかった部分もあるかもしれません。
前提知識や経験がないと、見え方や感じ方は大きく変わるなと思いました。
■驚きの“シンプルさ”に宿る深さ
今回もっとも印象的だったのは、性別もジャンルも言語も異なる4名の受講者に対して、ほぼ同じアプローチでそれぞれの課題を解決していたこと。
一見シンプルに見えるレッスンの中に、鋭い観察力と高い精度があり、まるで魔法のようなボイトレに、私は小さな声で「おぉ〜」と唸り続けていました(笑)
そのシンプルさの裏には、確かな知識・技術・経験がしっかりと根を張っていることを感じ、改めて「本物の力」に触れた気がします。
■シンガーへのリスペクト
そして今回、技術以上に心に残ったのが「シンガーに対するリスペクト」の大切さ。
当たり前のことのようでいて、日々のレッスンの中で忘れてしまいがちなこの姿勢を、グレッグ先生の言葉と振る舞いから深く再認識することができました。
もしかすると、今回のワークショップで一番の学びはここだったかもしれません。
この貴重な経験を、ナナイロミュージックのレッスンにしっかりと還元していきたいと思います。
今後も、ナナイロミュージックは、より良いレッスンを提供できるよう学び続けます!

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