校長の東です。
1月下旬、実に20年ぶりにバンドでLIVEをしました。
「へぇー」と思われるかもしれませんが、かつて音楽活動をしていた頃の仲間と再びステージに立つことになったのです。
今回は、その復活LIVEのレポートをお届けします。
■電気工事の見積もりが、まさかのLIVE出演に?
2026年の営業が始まってすぐ、スクールの電気工事の見積もりを、いつもお願いしている電気屋さんに依頼しました。
しばらくして返事が来たので、てっきり見積もりの話だと思ったら——
「なぁ、LIVEせーへん?」
思わず「はぁ!?」と声が出ました。
事情を聞くと、本来出演予定だったバンドが急遽出られなくなり、代わりに自分たちで再結成して出ようと思うとのこと。
スケジュールが合えばぜひ、と。
実はこの電気屋さん、中学の同級生で、上京して音楽活動をしていた頃のバンド仲間。
これまでなら「忙しいから」と断っていたはずの話でした。
でも、昨年から「少しずつ音楽活動を再開したい」と思っていた自分がいました。
だからこそ、この突然の誘いを受けることにしたのです。
こうして、20年ぶりのLIVEが急遽決まりました。
■とにかく準備を頑張る日々
ギターは電気屋の彼。
ベースも長年一緒にやってきた仲間が参加を決め、ドラムは昔から同じステージを共にしてきた信頼できる友人にお願いしました。
本来ならサックスも入る予定でしたが、今回はスケジュールが合わず断念。
20年ぶりの再結成。
本当はオリジナル曲をやりたかったけれど、練習時間が足りず、昔から演奏していたカバー曲を中心にセットリストを組むことに。
とはいえ、カバーと言いつつ、かなりアレンジのクセは強め。
構成も歌詞もすっかり忘れている。
毎日少しずつ思い出しながら練習を重ねました。
ブルースハープも数年ぶりに引っ張り出して練習。
「出来ることしか出来ない。だから出来る限りやる。」
若い頃のように無謀な挑戦に突っ走ることなく、年齢を重ねたからこそ、良い意味で開き直れるようになった自分がいました。
↑数年ぶりにブルースハープを引っ張り出してお掃除。
■LIVE直前、スタジオでの再会と笑い
LIVEの2日前、なんとか全員のスケジュールが合い、スタジオでリハーサル。
練習というより、みんなで構成やアレンジを思い出す作業。
歌えないところがあっても、誰かがミスしても、構成を間違えても、みんなで笑い合える。
昔ほどピリピリ感もありません。
本番まで時間がないのに、なぜか余裕すら感じる。
これもまた、歳を重ねたからこその楽しみ方なのかもしれないと思いました。

■テーマは「やりたいことを押し付けるLIVE」
そして迎えたLIVE当日。
会場は京都のライブハウスのような・・・ピザ屋さんのような・・・お店。
喫煙OKで、みんながガバガバ煙草を吸っている。
今どき珍しい光景に、マジかぁ・・・と、思いながらも、逆に懐かしさを覚えました。
空気は乾燥し、歌うには最悪のコンディション。
でも、そんなことはどうでもいい。
「自分、逞しくなったな」と思えるほど、気持ちはブレませんでした。
復活LIVEが決まった瞬間から、頭の中に「こんな演奏がしたい」というイメージがありました。
それを来てくださったお客さんに“押し付ける”。
演奏がグダグダでも、空気がどうなっても、最後まで押し通す。
それが今回のテーマであり、目標でした。

■「イイ歌」を歌えたと思う
会場がオープンすると、平日の夜にもかかわらず、たくさんのお客さんが来てくれました。
昔から応援してくれていた方が「ずっと待ってたよ!」と言ってくださり、胸が熱くなりました。
生徒さん、高校の同級生、SNSを見て駆けつけてくれた方々。
本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
本番が始まると、夢中。
汗だくになりながら40分歌い切り、気づけば20年前に戻ったような感覚。
むしろ当時よりパワフルだったかもしれません。
構成も歌詞も間違えたし、音も外した。
でも、それでいい。
このLIVEは「上手く歌う」ことに価値はない。
「上手い」と思われたいと微塵も思わない。
自分のやりたいことをやり切り、その結果をどう受け取るかはお客さん次第。
そして、どんな感想でも受け入れられる自分がいました。
終わってみれば、お客さんからは
「神がかってた」
「とにかくカッコよかった」
「自由で楽しそうだった」
そんな言葉をいただきました。
「上手かった」と言う人は一人もいなかった。
それが、心の底から嬉しかったのです。
あの頃、とても難しかったことが、20年の時を経て、出来るようになった気がしました。
そして、ナナイロミュージックの「校長のあいさつ」に書いた通り、
“イイ歌うたうね”と言われるスクールを作りたい。
その原点、自分自身で「イイ歌」を体現できたと思いました。
■最高の時間をありがとうございました
今回のLIVEのきっかけをくれたギターのよっさん。
スケジュールを合わせてくれたベースのキムちゃん、ドラムの良太。
最高のステージをありがとう。
SNSでメッセージをくれた皆さん、遠いところから会場まで足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
対バンの「POWER MAN」の皆さん、リハから本番までずっと最高でした。
音楽的ルーツを、自分達色にアレンジし、聞き手に伝える演奏に感服しました。
また、ぜひご一緒したいです。
会場の「POP PIZZA!」スタッフの皆さんも、大変お世話になりました。
最後に、ずっと見守っていてくれた家族にも、心から感謝しています。
このLIVEで、また音楽を続けたいという気持ちが強くなりました。
今後もバンドでの活動をボチボチですが続けていきますので、SNSのフォロー、そしてぜひ会場にも遊びに来てください。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
