宮沢和史さんのLIVEに行ってきた

校長の東です。

つい先日、6月の下旬に元THE BOOMのボーカル、宮沢和史さんのLIVEに行ってきました。

実は、中学生の頃から宮沢さんのファンで、当時THE BOOMのLIVEにも一度だけ足を運びしました。それ以来、約30年ぶりのLIVE参戦となりました。

■初めてバンドでやった曲

当時、J-POPなんて言葉があったのか・・・
歌謡曲に興味を持ち出した、10代前半。

ZARD、B’z、WANDS、大黒摩季など、いわゆるビーイング系の音楽が大流行していて、非ビーイング系ではドリカム、ミスチル、米米CLUB、チャゲアスも人気がありました。

Xからの流れで、LUNA SEAGLAYなんかのビジュアル系バンドも活躍していた時代。

つまり、自分の10代前半は、90年代の真っ只中でした。

その中で、自分にブッ刺さったのがTHE BOOMで、島唄が大ヒットして全国的に知られるようになった後のことです。

中学3年の時「バンドをやろう!」と思い立ち、初めてやった曲、人前で披露した曲がTHE BOOMの「星のラブレター」という曲でした。

 

■きっかけは生徒さんの言葉

基本的にLIVEに行くということをしないタイプで、行くとしても「知り合いのLIVE」とか「外タレ(外国人アーティスト)のLIVE」くらいで、それすら数年に1回とかのレベルです。

そんな自分を動かしたのは、とある生徒さんの言葉でした。

「いつ亡くなってもおかしくないから、生きているうちに行っとかないと!」

「確かにっ!」と、でっかい声を出してしまいました。

自分の好きなアーティストは、海外アーティストが多く、しかも60年代〜80年代が全盛期のアーティストばかりで、すでに亡くなっているアーティストも多く、さらに毎年のように訃報が続きます。
「生で見たかった。」と何度も思ってばかり。

THE BOOMの解散LIVEは、スクール立ち上げのタイミングで毎日バタバタしており、解散することすら知りませんでした。
後で、解散LIVEファイナルの映像を何度も見て「行きたかったな・・・」と思っていました。

THE BOOM解散後、宮沢さんは体調を崩して一度引退しましたが、その後復帰。
今は精力的に音楽活動をされていますが、もし引退されてそのままだったら・・・

生徒さんの言葉で、行けるチャンスがあれば、積極的に行っておくべきだと強烈に思ったのです。

 

■びわ湖ホール 小ホール

それから、たまに宮沢さんのLIVE情報をチェックするようになり、「あなたの町で歌います♪プロジェクト」が発表されました。

滋賀に来るかなぁ・・・、なんて思っていたら「びわ湖ホール 小ホール」がリストに挙がり「キタコレ!」とチケット発売日を、Googleカレンダーに入力。

初めて、ウェブ上での「チケット争奪戦」に参戦しました。

パソコンの前で数十分ほど格闘して何とかゲット。
めっちゃ大変でしたが、良い経験でした。

LIVE当日。
びわ湖ホール 小ホールは、定員300名ほどの本当に小さなホールです。

約30年ぶりのライブで、こんなに近くで、歌が聞けると思うと、自然とテンションが上がります。

 

■歌を分析してしまう・・・

いよいよ開演。

グランドピアノと、アコースティクギター・ガットギターのみの構成。

とにかく声が前面に出てきて、音響が良い。

1ファンとして純粋にLIVEを楽しみたい反面、仕事柄、無意識に分析をしてしまう自分に少々嫌な気持ちになりましたが、そのおかげで大変勉強になりました。

生の歌声で一番感じたこと。
それは、声がメチャクチャ良いということでした。
演奏がピアノのみ、ギターのみ、またはピアノ&ギターと、超シンプルなので、とにかく声が聞こえます。

それこそ、職業柄、声の成分まで聞こえるレベル。

中でも、宮沢さんのボーカリストとしてのスキルの高さを強烈に感じたのは「声質の選択」です。

楽曲による「声質の選択」はもちろん、フレーズ、歌詞、音の高低による「声質の選択」が本当に凄かったです。
マイクの音響設定も意図的でした。
自分の歌声を、最大限に良いものとして聞かせるプロフェショナルのテクニックを、十分に感じることができました。

また、ボーカリストとして、ミュージシャンとして超一流と感じたのは、「リズム・グルーヴの支配力」についてです。
今回のLIVEは、ピアノ・ギターのみで「リズム隊」がいません。

この場合、ピアノやギターで「リズム・グルーヴ」を打ち出し、演奏全体を安定させるのですが、宮沢さんは、歌で「リズム・グルーヴ」を打ち出し、演奏全体を支配していました。

歌による「リズム・グルーヴ」の打ち出しは非常に重要ですが、「ここまで歌でできるのか」と、驚愕するレベル。

その他にも、大きく両手を開いて、4拍子の2拍目を「パンっ!」「手拍子1発」のみで、会場全体のノリと雰囲気を意図通りに支配するなど、とんでもないものを見ることができました。

沖縄民謡、サンバ、ラテン音楽に精通しているということは、こういうことなのだと感服しました。

その他、様々なことを感じましたが、キリがないのでこの辺りにします。

 

■最高のLIVE

「なんかリクエストありますか?」からの、ガットギターで少しリクエストに答えてくれたり、客席との軽妙なやりとりがあったり、小規模会場のLIVEならではの時間は楽しく。

長年熱心なファンをされている方のノリにやや押されながらも、それもライブの醍醐味として楽しめたし、そして何より、生の演奏、生の歌声は本当に素晴らしく、所々で泣いてしまいました。

それほど良かった。

宮沢さんのLIVE、また行きたいと思っています。
できれば、今回のような小規模なLIVEがいいなぁ。

 

 

★KeepSinging★

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