以前予告していた、YouTubeにアップしている
「プライベートレッスン動画」について、解説していきます!
今回は、【Part.1】ななこちゃん(大学生)の動画です。
この「プライベートレッスン動画」については、前のコラムで語っていますで、まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。
→校長コラム:【YouTube】『プライベートレッスン』シリーズについての思い
早速、今回解説する動画です!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
①ななこちゃんについて・・・
彼女は、現在、海外のオーディションの選考中という状況です。
このオーディションは、世界中から応募がある、大変厳しいものです。
・英語でのスピーチ
・歌
・ダンス
・その他、アピールできる何か
以上の項目は、クリア済み。
現在、英語のテストで一定のスコアを出す必要がありそれに励んでいます。
ただし、そのテストにクリアした後に、どんな選考が待っているかがわからないため、「準備できることはしておこう!」ということで、
発声力の向上と合わせて、
今までやってこなかった「母国語の歌」の練習をしています。
※今までは、オーディションのために英語の曲のみ練習していました。
この動画は、そのレッスン風景です。
②歌唱と改善点の確認→0:13〜
練習している曲は、「花 / 中孝介」です。
一通り歌ってもらい、改善していくポイントを確認します。
改善ポイントは、『地声と裏声の区別』です。
そもそも彼女は、低音から息っぽく、裏声のような発声をします。
かなり、コントロールができるようになっていますが、今回はやや苦戦。
地声と裏声を、ある程度分けて表現した方が、映える楽曲のため、それに取り組みます。
③地声を発声し認識する→1:46〜
「ga(ガ)」というワードで発声し、地声を認識していきます。
同時に、ノド仏の位置や吐く息の強さを調整し、不自然な響きで地声を認識しないようにします。
次に「mum(マン)」というワードで発声。
「ga(ガ)」よりも、地声の響きを自然な方向に持っていきます。
④裏声の響きを調整する→2:40〜
息っぽく、響きの薄い裏声の響きを調整します。
あまり響きを整えすぎると、曲の雰囲気を壊すため丁度いい響きを目指して・・・
今回は、口の中の形を意識し調整しました。
⑤地声の再認識→3:11〜
裏声の調整をした後、地声が再度息っぽくなってきているため、「ga(ガ)」で再認識。
今回は、曲のメロディーで練習します。
地声のフレーズは「ga(ガ)」
裏声のポイントは「歌詞」で、という方法。
良く聞いてもらうと、息が漏れにくい「ga(ガ)」というワードでも、徐々に息が混じってきます。
ここに注意しながら、練習を繰り返します。
⑥Aメロディー歌唱→4:25〜
『地声と裏声の区別』に注意しながらAメロディーの歌唱します。
最初に比べて、『地声と裏声の区別』と『切り替え』が上手くいっていっているのがわかります。
⑦サビ歌唱→5:18〜
地声で歌うフレーズが弱く、裏声も曖昧なため、
⑤でやった「ga(ガ)」をメロディーの中に取り込みながら練習します。
一通り、練習した後、6:19〜歌詞で歌っていますが、地声で歌うフレーズが力強くなり、裏声への切り替えもスムーズになっているのがわかります。
⑧1コーラスを通して歌唱→8:00〜
全体的に、地声のフレーズがしっかりし、その対比として裏声のフレーズが映えて聞こえます。
彼女の得意な裏声と、この曲の持っている魅力が、最初の歌唱よりも引き出されていると思います。
動画の解説は、以上になります。
この次のレッスンに来た彼女は、結構自主練習をしたらしく、
『地声と裏声の区別』が、ほぼ完全にできていました。
なので、細かいピッチ(音程)の修正と、言葉の表現(響き・抑揚)などを中心に練習。
かなり雰囲気のあるイイ歌が歌えるようになりました。
また、機会があればまたビフォー・アフターの動画が出せればいいなぁ・・・
と、思っています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
また、次回のコラムをお楽しみに♪
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