前回のコラムで、ボイトレの最近の流行りについて書きました。
(※前回コラムはコチラから!→)
今回は、その流行りについての自分なりの考察と、それについて思うことについて書きたいと思います。
まずは、
【ボイトレの流行り①】
『ミックスボイス』が落ち着きはじめ
『ベルティング』がその代わりにちょっと注目されはじめている。
コチラから考察してみます。
前回コラムで、軽く触れましたが、
歌が上手くなりたい人や、ボイトレ関係者は、
散々『ミックスボイス』という存在に、振り回されました。
振り回され倒した後、結局のところ、
「よくわからん・・・」
という状況なのだと思います。
これ、当然なんです。
「発声」については、科学的に説明がつかないことが、いまだに多くあり、
さらに、色々な観点から現在進行形で研究されているため、
「『ミックスボイス』とは、概ねこんな感じ」
としか、本当は説明ができないのです。
なので、
しっかり学び(学び続け)、
しっかり練習して(練習し続け)、
解釈していないと(「よくわからん」で終わらせない)、
『ミックスボイス』という発声を使えないし、教えられません。
(※『ミックスボイス』について、わかっていないことはまだありますが、信頼のおける理論があり、正しく練習すれば、習得可能です。)
なので、学びが中途半端であったり、独学で何とかしようとしている人は、
「よくわからん」という状態のまま『ミックスボイス』に、
疲れたのだと考えています。
そのかわりに!
『ベルティング』
これなら高音をカッコよく発声できるかも!?
という流れではないでしょうか。
しかし、そうは問屋が卸さない・・・
この『ベルティング』は、かなり人を選ぶと思っています。
つまり、向いていない人は、とても辛いし、難しいものだと、現在の自分は考えています。
(※今後、考えが変わるかもしれませんが、いずれにしても、マスターは大変です。)
結局、滑らかな発声、高音の発声には、『ミックスボイス』が向いているんだよなぁ・・・と、考えています。
もしかしたら、早い段階で『ベルティング』はブームとしては、不発に終わるかもしれませんね。
(※『ベルティング』いについては、『ミックスボイス』同様、信頼のおける発声理論があり、海外には『ベルティング』をしっかりメソッドの中に落とし込んだ団体もあります。)
とにかく、今までの『ミックスボイス』ブームは、ここらで一旦落ち着いたことは、間違いなく、
まぁまぁ聞き慣れたし、一般的になったかなと思います。
言い換えれば、定着したわけで、
いよいよボイストレーナーは、「ミックスボイス」の習得に向けた指導が行えないといけなくなったと考えています。
【ボイトレの流行り②】
「ボイトレ」よりも「ボーカルレッスン」が大切だ!
この流行りは、YouTubeで特に顕著に現れていて、
ボイトレ系のエクササイズ動画よりも、
ボーカルレッスン系の歌い方動画の方が、
再生回数が伸びまくっています。
これについては、割と深いところに原因があり、
今後のボイトレ業界の流れに影響するかもなぁ・・・
こう考えています。
次回のコラムで、語りたいと思います!
長々と、お読みいただきありがとうございました!
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