とあるオーディションに向けて、
約一年間レッスンを頑張ってきた生徒さん。
先日、そのVTR撮影を行いました。
このオーディションは、海外のもので、
定められたルールで動画を編集し、
YOU TUBEにアップするものです。
世界中の若者達が、チャレンジしています。
彼女もそのチャレンジャーの1人。
このオーディションに合格すれば、
アメリカの専門のカレッジに入学する権利が得られます。
(イマドキのオーディションて、効率がいいですね。応募して、わざわざ出向いて、審査員の前で歌って・・・とかいうオーディションとは違います。この話は、また別の機会に。)

一年前、ナナイロミュージックに入会した彼女は、
『このオーディションに参加し、入学の権利を得る!』と
その気持ちは、明確でした。
それまでに、何度かチャレンジしていたようですが、
なかなか独学だけでオーディションに通るのは、難しいでしょう。
そして、この一年で、彼女は
格段に成長しました。
入会当初は、低音から息っぽい裏声。
高音になっても、そのまま弱々しい不安定な裏声でした。
ボイトレで『一番改善しなくてはいけないポイント』としてレッスンに取り組みました。
練習曲も、
低音から高音まで裏声では、歌えない、
ややビートの効いた曲を選曲。
(裏声では、声を出すタイミングを明確にし、アクセントをつけ、声を切ることが難しいので、ある程度キレが必要な曲で練習しました。)
学校、部活、バイトと忙しい中、スケジュールをやりくりして頑張って通ったと思います。
約一年が達ち、彼女の発声はとても良くなりました。
低音では、地声か裏声っぽい声かを、選択できるようになりました。
高音でも、同じくトーンの選択ができるようになり、
必要であれば、力強い発声で歌えるようになりました。
そして、歌唱面では、
ボイトレで培ったテクニックを活かして、歌えるようになりました。
オーディションのために録画した曲では、
この一年間の成果を活かせるようにしました。
そもそも裏声っぽい彼女が得意とする、軽くて綺麗な裏声寄りの発声で、曲の導入部分を、
軽く美しく・・・
さらに、以前できなかった、アクセントや声量の調整をし、
微妙なニュアンスを付けて歌いました。
サビでも、以前は全くできなかった、地声よりのトーンを使い、
声量の大小に大きく差をつけ、ビートをつけながら、ダイナミックにパワフルに歌う。
サビ後半の裏声のリフは、
息漏れのない美しい裏声で、アクセントを加えながら歌う。
表情は、優しい表情から、サビに向けて自信溢れる表情で歌う。
たった一年で、ここまできた!
こうして書き出してみると、本当に
良くぞここまで!と感慨深いです。
ボイトレで伝えた技術を、しっかり積み上げてきてくれたと思います。
本当に大きな成長を遂げた彼女。
オーディションの結果は、まだですが、
ひとまず、その素晴らしい成長を、讃えました。
闇雲にただただオーディションを受けまくるのではなく、
目標を定めて、しっかり練習に取り組みながら、
チャンスが掴める実力をつける。
当たり前のことのようですが、
とても、重要なことです。
そしてこの当たり前のことができていない人ほど、
オーディションを受けまくって、落ちまくってます。
そもそも、イマドキ、オーディションて・・・・
(あ、これはまた別の機会でしたね笑)
彼女の今後については、まだ分かりませんが
ナナイロミュージックは、目標がある人を
全力で応援します。
2019年の春から
プロコースのプログラム内容を改編します。
かなり内容が盛りだくさんになっています。
プロを目指している方は、ぜひ!
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