校長の東です。
9月の下旬に、「PROコース」にて2回目となる「歌唱プレゼンテーション」のクラスを行いました。
その様子を簡単にコラムとして記します。
■2回目の「歌唱プレゼンテーション」
「PROコース」では、月に1回のペースで特別なワークショップやLIVEイベントなどを開催しています。
その1つが「歌唱プレゼンテーション」です。
(※以前の「歌唱プレゼンテーション」のコラムは→)
「歌唱プレゼンテーション」では、「PROコース」の生徒さんが集まり、1人2曲ずつ歌唱します。
歌唱する側は、ステージパフォーマンスや表情を含めて自分の今の実力を試し、聞く側は、専用の評価シートにコメントなどを記入しながら歌唱を評価します。
■前回からの成長
前回は、約半年前に「歌唱プレゼンテーション」を行いました。
その際、自分の歌唱パフォーマンスに対する評価を、自分以外のの参加者全員からもらっています。
もらった評価を意識しながら、次の目標に向かってレッスンに取り組むことにななるわけですが、今回の「歌唱プレゼンテーション」では、しっかりと成長している姿を見ることができました。
当たり前に思うかもしれませんが、半年でしっかり成長するといことは、課題を自覚し目的を持って練習する必要があります。
非常に価値があることで、決して容易なことではありません。
■初めての参加者
残念ながら、前回参加し、今回参加できない生徒さんがいましたが、初参加の生徒さんがおられ、やはり独特の緊張感のが漂っていました。
LIVEなどとはまた違う雰囲気と緊張感。
「歌唱プレゼンテーション」は、経験をつみ実力を向上させるのに本当に有効です。
初めて参加する生徒さんは、きっと今後のレッスンへの意識が変わるはずです。
レベルアップにつなげて欲しいと思います。
■聞く力
今回の「歌唱プレゼンテーション」でも、やはり重要だと思ったことは、他の参加者の歌唱を聞き評価することです。
リズム、ピッチ、テクニック、ステージングなどの項目を元に、他の人の歌唱を聴くことで「何となく上手い」「何となくカッコいい」という聞き方から離れます。
聞き方を変えるということは、感じ方を変えるということです。
なぜ「上手い」「カッコいい」と思うのか?
これらについて考えることで、音楽、歌に対する感性が磨かれます。
インプットの精度が上がれば、アウトプットの内容にも変化が生まれます。
歌唱力を上げるには、発声や歌唱の練習だけではなく、聞く力も向上させる必要があるのです。
「歌唱プレゼンテーション」は、本当に聞く力を鍛えるには良いクラスだと思いました。
■10月は「歌唱評価クラス」
9月の「歌唱プレゼンテーション」が終了し、10月のPROコースの特別クラスは「歌唱評価クラス」です。
3〜4ヶ月に一度、ナナイロミュージックの全ての講師が、レッスンのラストにスタジオに入り、現在の歌唱に対して評価をするのが「歌唱評価クラス」です。
評価コメントは、後日まとめて各生徒さんにLINEにて送信します。
「歌唱評価クラス」も、レベルアップに非常に有効なので、10月も張り切ってレッスンしましょう!
それでは、また次回のコラムで。