校長の東です。
先日、スクールの「PROコース」に在籍されている生徒さん達で、「歌唱プレゼンテーション」のクラスを行いました。
■「歌唱プレゼンテーション」
「PROコース」では、特別なワークショップなどが定期的に開催されます。
その1つが「歌唱プレゼンテーション」です。
「PROコース」に在籍されている生徒さんが集まり、1人2曲づつを歌唱していきます。
■素晴らしかった!
みんな凄く緊張している様子でしたが、その緊張を抱えたまま、堂々と「歌唱プレゼンテーション」していて素晴しかったです。
一番印象的だったのは、歌唱中、間違えたり、不本意なことがあっても顔に出さず、上手く乗り越えて最後までやり切っていた点です。
高い集中力を持つことで、ミスなどを表に出さず、パフォーマンスをやり切ることができます。
簡単なことではないのですが、「歌唱プレゼンテーション」の緊張感が良い方向に向いた結果です。
今回のクラスを通して、参加者全員が一皮剥けたと思います。
今後のLIVEや次回の「歌唱プレゼンテーション」での更なる成長が楽しみです!
■独特の緊張感
「歌唱プレゼンテーション」という形式は、お友達とカラオケに行き、みんなでワイワイ歌うというものとは全くの別物で、LIVEやオーディションと非常に近い状況です。
参加されている生徒さんは、歌唱を評価する専用シートを元に、それぞれの歌唱を定められた項目別に評価していきます。
評価される前提で歌うとなると、「歌唱プレゼンテーション」する側も、評価する側もそれなりの緊張感を持って臨む雰囲気になります。
■2曲歌うということ
また「歌唱プレゼンテーション」では、2曲歌唱を行います。
2曲を通して、どのように自分を表現するか、魅せるかということを考える必要があります。
テンポ感のある曲と、バラード。
定番曲のカバーと、オリジナル曲。
得意な楽曲と、挑戦中の楽曲。
など、タイプの違う曲を選びつつも、共通するテーマを持たせるなど、工夫することで「選曲」の時点から表現が始まっています。
また、2曲の歌唱順番も、自分の見せ方や聞き手に与える印象が変わるかも知れません。
2曲歌うことを通して、今の自分と向き合うことができます。
■一定のテーマを持って聞く
歌唱を聞く側は、専用の評価シートを元に「歌唱プレゼンテーション」を、評価しコメントを残します。
ただ何となく「好き・嫌い」「カッコいい・カッコ悪い」という聞き方から一歩先に進んだ聞き方ができるようになります。
なぜ「好き・嫌い」なのか?
どこが「カッコいい・カッコ悪い」のか?
これが具体的になり、聞く側も自分と向き合うことができます。
また、評価シートには具体的な評価ポイントが記載されているため、新たな聞き方、以前より深い聞き方が可能になります。
それによって感性が深まり、音楽のインプットの質が向上します。
音楽のインプットの質が深くなれば、アウトプットも質の高いものになります。
■「歌唱プレゼンテーション」を通して
「人前で自分を表現する」ということは、かなり難しいことです。
スピーチにしたって、ダンスにしたって、緊張するし、不安でいっぱいになります。
歌唱も同じです。
では、どうすれば「人前で自分を表現する」ことが上手くなるのか?
それは「経験」「場慣れ」することです。
つまり「歌唱プレゼンテーション」を通して、「経験」「場慣れ」し、かつ確実なレベルアップが可能です。
LIVEでは、堂々と自分を表現し、魅せることができるようになるでしょう。
オーディションや急なチャンスでも、物怖じせず自分を表現できるようになるでしょう。
今後も、このコラムで「PROコース」のワークショップのレポートなどしていこうと思います。
それでは、次回のコラムをお楽しみに!
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