「ベスト・オブ・ミス滋賀」の
ビューティーキャンプ!
先日、4回目のボイトレを行いました。
今までのレッスンの流れは・・・
1回目『知る』
2回目『慣れる』
3回目『やってみる(実践Ⅰ)』
でした。
で、
今回4回目のテーマは・・・
『やってみる(実践Ⅱ)』
です!
実践形式の2回目は、
1回目の実践練習で出てきた、それぞれの課題を元に、各自で練習してきてもらい、
その上で、用意してきたスピーチを、披露してもらいました。
まずは、自分の課題をよく自覚できている点。
これは、みなさん素晴らしかったです!
※自覚していて、改善できているかは別ですが、
自覚がなければ改善できないのでGood!
前回のレッスンで指摘したポイントを元に、みなさん自主練してきていて、本当に素晴らしかった!
【レッスン4回目での変化はについて】は、以下の通り。
1. 声をしっかり出すことについて、かなり意識が高くなっている。
スピーチの時にスイッチが入ったように、声を前に出すようになってきたのは、大きな成長。
特に感心したのは、そもそも息が漏れてしまい、裏声っぽく、声が小さい方が、地声でしっかり発声しスピーチができていたのは、努力を感じました。
2.声の高さを十分に意識をできている。
この点も、しっかり必要性を感じて実践できていました。
ほとんどのファイナリストが、元々、自分の声の低さにコンプレックスを持っていたことを考えると、凄い成果だと思います。
3. スピーチのスピードについて、できる限りゆっくりスピーチしようとしている。
この点も、前回指導したポイント。
ゆっくりスピーチしようという意識は、高い。
意識をしすぎて、間を取るポイントが不自然になることが多かったですが、それでも、すぐに自分で「変だ。おかしい。」と気づいていたので、改善可能です。
ざっくり、大きく皆さんに共通していた、変化は以上の通り。
ただし、あくまで「意識」としての大きな変化があったということ。
フィジカルに落とし込むには、まだまだ練習しなければならないと感じました。
一方、今回、共通して多かった改善ポイントもあります。
1.声を張ることと、通る声とは別である。この区別をコントロールしたい。
例えば、直線的に声を押し出すイメージの発声と、声を放物線を描くように遠くに飛ばすイメージの発声。
この違いだけでも、変化は生まれます。
しっかり区別して、スピーチする必要があります。
2.声の高さをコントロールしきれない。
スピーチ始めでは、高い声も、後半に向けてどんどん高さが落ちていきます。
どこかで、高さを元に戻すように、スピーチにチェックポイントを入れるようにし、その通り練習する必要があります。
また、みなさん、自分で思うよりももっと高いトーン、ピッチで入って欲しいところです。
3.まだまだスピーチのスピードが速い。
ある程度の間を取れるようになってきたものの、肝心のスピーチのスピードは、若干ゆっくりにはなったが、相変わらずの速さ。
我慢するように、じっくりゆっくりスピーチする必要があります。
感覚的に、必要以上にゆっくりしたスピードで、丁度いい感じです。
4.スピーチというよりも、文章を読んでいる感じになっている。
原稿を見ながらなので、ある程度は、仕方ないです。
それでも、自分を表現する、伝えるという意識が低いのだと思います。
「正しくやる」「間違わないようにする」よりも
「自分を表現する」「想いを伝える」こちらの方が、重要。
これを押さえていれば、原稿を見ながらでも、スピーチらしくなります。
「発声」「高さ」「スピード」これらは、
「自分を表現する」「想いを伝える」ためのテクニック、ツールです。
「正しくやる」「間違わないようにする」が目標にならないように、
注意が必要です。
その他、各個人としての課題も多くありました。
限られた、時間の中なので、どれだけ練習を積み重ねられるか。
それぞれが、課題を把握しているのだから、毎日コツコツ練習すれば、必ずもっともっと良くなります。
さて、次は「スピーチ(仕上げⅠ)」です。
次回からのスピーチは、暗唱することが前提。
今回までの課題は、ある程度クリアできていて、
そこからプラスアルファのブラッシュアップを行いたいところ。
次回のレッスンが、今までの復習になってしまわないように・・・
練習あるのみ!
マジで、練習しかない!
それで見えてくることもあるのだから、とにかく練習です!