校長の東です。
久しぶりの校長コラム!
今回は、タイトルの通り『レッスンブース』でレッスンすることのメリットについて、説明します。
ナナイロでは現在『レッスンブース』と『大型スタジオ』このどちらかで、レッスンを行っています。
↑コチラが『レッスンブース』
↑コチラが『大型スタジオ』
2019年春以降のコロナ禍において、感染症予防のために、
できるだけ距離が取れる『大型スタジオ』を中心に使用してのレッスンを行っています。
この『大型スタジオ』は、ライブやオーディション前のステージングやマイクチェック、団体、グループレッスンなどで使用するために設置しました。
しかし現在は、感染症予防のために『大型スタジオ』を使うことが”通常”になってしまいました。
本来は『レッスンブース』でレッスンを行うのが”通常”なんです。
ここ1・2年くらいに入会された生徒さんの中には『レッスンブース』でレッスンをしたことが無いという方もいるはずです。
緊急事態宣言が解除され、ワクチンの接種も進んでいる様子があるので、
そろそろ『レッスンブース』でのレッスンを中心に戻していきたいと思っています。
そこで!
『レッスンブース』でレッスンをしたことの無い方はもちろん、
最近『大型スタジオ』ばかりでレッスンをしている生徒さんにも、
この機会に『レッスンブース』でのレッスンすることの大切さを、説明しておこうと思います。
▶︎『レッスンブース』と『大型スタジオ』の違い
どこに違いがあるのかは、以下の通りです。
【レッスンブース】
■広さ:約5畳
■設備:マイク使用不可
■音響の特徴:声が響かない
【大型スタジオ】
■広さ:約16畳
■設備:マイク使用可能
■音響の特徴:マイク、オケの細かい調整が可能。声が程よく響く。
この違いを見ると「スタジオの方が、全然良い!」と感じると思います。
確かに『大型スタジオ』の方が、広さ、設備、音響全てが充実しています。
が……!!!!
それもそのはずで、その様に意図して作ってあるからです。
➡ 大型スタジオは、声が室内で反響するということ
『レッスンブース』を作る際、一番大切にしたことは「声が反響しすぎない」ことでした。
逆に、『大型スタジオ』を作るときは、「声が程よく反響すること」を大切にしました。
声を出した際、普通はその部屋で声が反響します。
部屋で声が反響すると、声の聞き心地がよくなり、声質も良く聞こえ、歌も上手く聞こえます。
(声を出すのも、無駄に力まず楽になります。)
お風呂で歌うと気持ち良いのは、この要因が大きいです。
また、カラオケボックスでのマイクの「エコー」もこの類です。
「それで良いじゃん。むしろ、それの何が問題なのか…?」
メッチャ問題なんです!
部屋で声が反響しすぎると、声の輪郭がぼやけ、細かい発声状況や歌唱の状況が分かり難くなります。
これでは自分の発声や歌唱を、正確に把握できなくなります。
銭湯では、どの人の声も、何となく同じに聞こえませんか?
エコーがかかったマイクで歌うと、何となくみんな同じ声に聞こえませんか?
もちろん、厳密に聞けばそれぞれ個性がありますが、大まかに何となく”無個性”に聞こえるはずです。
これは、室内で声が反響しすぎることが原因です。
(エコーは、声が室内で反響しているように聞こえるようにするエフェクトです。)
と、いうわけで…
➡ 『レッスンブース』で「ありのままの自分の声」と向き合う
『レッスンブース』は、声が反響しにくいので《ありのままの自分の声》と向き合うことになります。
歌も《ありのままの声》で歌うので、良い点も、悪い点も丸裸になります。
だからこそ、レッスンに向いているのです。
『レッスンブース』は、程よく声を吸音するように作ってあります。
なので、程よく反響する『大型スタジオ』で歌い慣れていると、『レッスンブース』では
声を吸われて、歌っていると疲れるという人も多くいます。
※吸音のレベルが高すぎると、声を出していてメチャクチャしんどいので、その辺りは調整してありますが、発声のバランスが良いと疲れません。
▶︎『レッスンブース』と『大型スタジオ』のメリット&デメリット
それぞれのメリット&デメリットを比較します。
【レッスンブース】
<メリット>
・声が反響しにくいため《ありのままの声》と向き合うことができる。
・自分の良い点、悪い点が自覚しやすく、練習効率が良い。
<デメリット>
・《ありのままの声》に直面して凹むかもしれない。
・吸音力が高いので、発声力によっては、発声・歌唱ですごく疲れる。
【大型スタジオ】
<メリット>
・程よく反響するので、歌唱が楽で、気持ちよく歌える。
・広いスペースで音響設備も整っているので、LIVEやオーディション対策に向いている。
<デメリット>
・程よく反響するので、本来の発声や歌唱を自覚し難い。
・上手く行っていない発声や歌唱でも「イケてる」感じに勘違いしやすい。
(※ピッチやリズム。その他、細かいポイントも勘違いしやすい。)
ザッとこんな感じです。
▶︎『レッスンブース』のススメ
それぞれの特徴、メリット&デメリットは、これで理解できたでしょうか?
『大型スタジオ』でのレッスンばかりの方は、『レッスンブース』でのレッスンを一度体感してみることえを、オススメします。
すごく疲れるかもしれませんし、凹むかもしれません。
ですが、せっかく「上手くなりたい」という気持ちで入会していただいたのですから
《ありのままの声》と向き合える設備があるナナイロの本物のボイトレを、ぜひ!
中には、そのときの自分の練習の状況によって、スタジオとブースを、使い分けている生徒さんもいらっしゃまいます。
担当の講師に「今日は、こっち(ブース)でやりましょう!」と言われても、ビビらないでくださいね(笑
それが通常のレッスン(ナナイロのボイトレ)ですからね。
まだまだコロナが気になる・・・
距離をとってもらいたい・・・
という方は、遠慮なくお知らせください。
スタジオでレッスンしていきましょう♪
もっともっと上手くなりたい!という人は、レッスンブースで、しっかりレッスンしていきましょ♪
それでは、また〜 😀
KeepSinging
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